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結婚指輪がくるくる回ってしまったり、関節で止まらず簡単に取れそうになったりしていませんか?
サイズ直しをせずにそのまま過ごした場合、紛失や変形するといったリスクが伴う可能性があります。指輪がゆるいなと感じたり、違和感を感じたりしたら、サイズ直しを検討するのがおすすめです。
前提として、人の指のサイズは変わりやすいものであるということを知っておきましょう。体型の変化はもちろん、むくみ、季節的な問題や、妊娠などに伴う変化で、指のサイズは変化しやすいのです。たとえば、夏は体温の上昇やたくさんの水分補給により、むくみやすいといわれています。反対に、冬は体温が下がり摂取する水分量も少なくなるため、むくみにくいとされています。仮に夏場、指にぴったりフィットするサイズの結婚指輪を購入してしまうと、冬にはゆるいと感じてしまうということもあります。
もし、パートナーの結婚指輪のサイズが合っていないようだったら、「サイズ直し」をスマートに提案するのがおすすめです。こうした些細な気遣いがパートナーとの良い関係を長続きさせるコツにもなります。
今回は、結婚指輪のサイズ直しについてご紹介します。サイズが大きい指輪がもたらすトラブルやサイズを小さくする方法、指のサイズを確認する際のポイント・注意点についてもまとめているので、ぜひご参考ください。
結婚指輪は長く身に着けるジュエリーなので、サイズがゆるいと落ちてなくしてしまいそうで不安ですよね。
人の指の形は付け根から指先にかけて細くなる方や、全体的に細くて関節だけが太い方など人それぞれですが、指輪が「落ちそう」と思ったらゆるいと判断してよいでしょう。
もし、結婚指輪がゆるくても第二関節で引っかかる場合は、落ちて紛失してしまう心配はないので様子を見て問題ないといえます。しかし、着替えをしているときに指輪が取れそうになったり、手を開いて歩いていると落ちそうになったりする方は、結婚指輪のサイズ直しが必要かもしれません。
指輪が関節で止まらず、力を入れなくても簡単に外れてしまうようなら、サイズを小さくすることを検討してみるのがおすすめです。
結婚指輪のサイズが大きかった場合、どのようなトラブルが生じてしまうのでしょうか。以下では、主な3つのトラブルをご紹介します。
結婚指輪がゆるいと、指からすっぽり抜けて落下・紛失しやすくなってしまいます。また、指輪が不必要に動くため、触れるものとの接触面が増え、指輪に余計な傷がつきやすくなります。
結婚指輪がゆるいと、デザインが台無しになってしまう恐れがあります。なぜなら、サイズが大きいと指輪がくるくる回ってしまい、宝石部分が手のひら側にきてしまう可能性があるからです。
結婚指輪のサイズがゆるい場合、指輪が変形する可能性もあります。これは、指と指輪の間に隙間ができることで、力を加えたときに歪んでしまいやすくなるからです。わずかな力であれば問題ないものの、重たい荷物を持ったり、力仕事をしたりと、強い力を加える際などは特にリスクが大きくなります。
女性は妊娠・出産の前後で体型が変化しやすいので、指のサイズが変わることも珍しくありません。もし、「結婚指輪がゆるい」と感じた場合は、サイズ直しを検討するようにしましょう。以下では、指輪のサイズ直しの方法についてご紹介します。
指輪のサイズを小さくする方法には、「指輪の一部分を切除する」「内側にパーツを追加して内径を小さくする」「均等に圧縮して縮める」など、いくつかの方法があげられます。
最も一般的な方法は、手のひら側の金属を切り取り、内径を小さくしたのち、溶接して輪の形に戻す方法です。カット部分が目立たないように仕上げてもらえるので、「カット跡が残ってしまう」という心配はいりません。
なお、サイズ直しについては以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご参考ください。
指輪がきつい場合は手のひら側の金属を切ってつぎ足したり、叩いて金属を伸ばす・内側から力を加えて広げるなどの方法がありますが、どの指輪にでも適用できるというものではありません。
製造方法やデザインの特性上、サイズ直しができない、またはサイズ直しが可能な幅を超える場合には指輪自体を新たに作り直すサイズ交換になる場合もあります。
むくみやすい方は、ジュエリーショップで「サイズアップをしやすい指輪」を提案してもらうのも良いかもしれません。購入前に気軽に相談してみましょう。
結婚指輪は保証期間内なら無料でサイズ直しをしてもらえることが多くあります。ただし、期間を過ぎていたりアフターサービスに含まれなかったりすると、別途費用が発生してしまうことも。
また、結婚指輪の素材やデザイン、サイズ直しの方法などによって料金は異なります。そのため、ショップに相談する際は「結婚指輪のサイズ直しは無料か?有料か?」、そして有料の場合は「見積もりはどのようになるのか?」を確認するようにしましょう。
なお、結婚指輪のサイズ直しにかかる費用は以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
結婚指輪のサイズ直し料金はいくらかかる?婚約指輪とあわせて相場を解説
指のサイズを確認する際は、以下のポイント・注意点を押さえておくようにしましょう。
指のサイズを適切に測るには、リングサイズゲージ(サイズを測る用の指輪)を活用するのがおすすめです。使い方としては、まずサイズサンプルを指の根元部分に着けます。そのあと、手を閉じたり開いたりします。
このとき、強い圧迫感や痛みを感じた場合はサイズがきつすぎる証なので、ワンサイズ上のサイズを試すようにしましょう。指輪の跡が残るものの、とくに強い圧迫感や痛みを感じない場合は、とくに問題はありません。基本的にリング跡はついてしまうものなので、跡が残ったからといって「きつい」と判断するのは早計です。
サイズが合いそうなリングを見つけたら、しばらく着けたままで過ごすのもポイントです。前述したように、その日の体調でも「ゆるい・きつい」と感じ方が違ってくるため、朝と夜で変化がないか確かめておくようにしましょう。
このほか、指輪の幅もチェックしておくことが大切です。繰り返しになりますが、結婚指輪のデザインによって幅に違いが出てくるため、着けたときのサイズ感が変わってしまうことがあります。サイズサンプルでぴったりのサイズを見つけても、購入する結婚指輪の幅が違えばサイズ感にズレが生じてしまうことも。そのため、結婚指輪を購入するときは幅も欠かさず確認しておきましょう。
サイズが同じであったとしても、指輪の形状によって着け心地は変わってくることがあります。たとえば、自分の指のサイズが「8号」とわかったとしても、それがすべての指輪で当てはまるわけではありません。測ったサイズを元に選ぶ際も、指輪のサンプルを試着したり、ジュエリーショップのスタッフに相談してみるといいでしょう。
なお、指のサイズの確認方法については以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
失敗しない結婚指輪のサイズの選び方とは?おさえるポイントと基礎知識をご紹介!
結婚指輪は、家事や仕事をしているときにも着けっぱなしの方が多いのではないでしょうか。サイズがあわず、着け心地の悪い指輪をしているのはあまり気分がよくないものです。そのため、自分の指のサイズにあった結婚指輪にすることが大切です。
これから結婚指輪を購入するという方は、適切な方法で指のサイズを確認しておかなければなりません。
今回ご紹介した指のサイズを確認する際のポイントや注意点に気をつけながら、自身のサイズにあった結婚指輪を見つけてください。
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