婚約指輪のサイズを調べる方法をご紹介！サプライズしたい方は要チェック

婚約指輪（エンゲージリング）を購入するにあたって、彼女の左手薬指の指輪のサイズを把握できていない方もいるのではないでしょうか。指輪を着けて「あれ、入らない」なんてことはなるべく避けたいもの。

そこで今回は、手軽に行える指輪のサイズの測り方と、失敗しない選び方についてお伝えしていきます。サプライズをしたいあなたも、そうではないあなたも正確なサイズの婚約指輪をプレゼントしてパートナーを喜ばせてあげましょう。

まずは押さえておこう！指輪のサイズについて

まず、指輪のサイズとは「指輪の内周の長さ」のことを指します。単位は「号」が用いられており、1号の内周は約40.8mm。そこから1号上がっていくごとに、内周が約1mmずつ大きくなります。

女性の平均的な指輪のサイズは8号～10号といわれていますが、約48.2mm〜約50.3mmと約2mmの差があります。わずかな差でも指輪を着けるときつかったり緩かったりするので、正確な計測が欠かせません。
そのため、以下にて指輪のサイズと内周を押さえておきましょう。

もし「海外で婚約指輪を購入する」という場合は、サイズ表記に注意が必要です。なぜなら、日本は「号」という単位が用いられていますが、アメリカやイギリスなど海外によって表記がまったく異なるため。事前にサイズ表記について知っておかないと、サイズの合わない婚約指輪を購入してしまう恐れがあります。そのため、海外のサイズ表記についても押さえておきましょう。

アメリカでは数字が0.5ずつ刻まれており、イギリスではアルファベットがZに近づくほどサイズが大きくなります。ヨーロッパは、日本の号数に対して40をプラスすれば、覚えやすいでしょう。

指のサイズを測る前に知っておくべき注意点

指のサイズを測る前に、以下の注意点を押さえておくことが大切です。

指のサイズは季節・時間帯で変わる場合がある

「指のサイズは季節・時間帯によって変わる」ということをご存じの方も多いのではないでしょうか。具体的には、0.5号前後は体調の変化で変動することがあるので注意が必要です。

たとえば、お酒を飲んだ翌日や、夏場は水分を摂る機会が多くなるので、むくみやすい季節です。そのため夏の時期に指のサイズを測ると、冬には少し余裕が出てしまう可能性があります。対して、冬場は逆に細くなってしまう傾向があるので、サイズ選びの際に頭の隅に入れておきましょう。プロポーズの時期が決まっているなら、その時期に合わせて少しサイズを調整しておくなどしてもよいでしょう。どうしても心配な方は、来店時に必ず店員さんのアドバイスを聞くようにしてください。

妊娠中はサイズが変わる可能性がある

妊娠中も指のサイズが変わる可能性があります。なぜなら、妊娠中はホルモンバランスが乱れ、むくみが生じやすくなるからです。また、妊娠週数が進むにつれて体重も増加傾向にあるため、指のサイズが太くなってしまいます。産後は、しばらくすると徐々に体重が減って指のサイズが戻る可能性もありますが、個人差があるので妊娠前の体型に戻りにくく妊娠中と指のサイズが変わらないこともあります。そのため、妊娠中の彼女に婚約指輪を贈るのであれば、サイズには注意しなければなりません。

もし、妊娠中の指のサイズに合わせて婚約指輪のサイズを選ぶのであれば、サイズ直しも考慮しましょう。サイズ直しができる婚約指輪であれば、産後の彼女にぴったり合う婚約指輪に仕上げることが可能です。

指輪のデザインによってサイズ感が変わる

彼女の指のサイズを測ったときに、たとえば「7号」ということがわかったとしても、そのまま7号の婚約指輪を選んではいけません。なぜなら、婚約指輪のデザインによってサイズ感が変わるため。アームの幅が太い場合は、指に触れる範囲が広いのでぴったりサイズを選ぶときつく感じてしまう可能性があります。反対に、アームの幅が細い場合は緩く感じてしまうでしょう。
そのため、婚約指輪のデザインによってはサイズをやや小さくしたり大きくしたりする必要があります。

なお、サイズ感が変わるのは婚約指輪の幅のみです。指輪の厚みはサイズ感に影響しないので、気にする必要はありません。

ブランド独自のサイズを展開している場合もある

ブランドによっては、独自のサイズを展開している場合もあります。一般的に6号・7号というように1号ずつのサイズになりますが、ブランドによっては6.5号など細かいサイズの婚約指輪を取り扱っていることもあります。これにより、たとえば彼女の指のサイズが「7号」だった場合、少し小さめの6.5号にするか、ぴったりサイズの7号にするか、少し大きめの7.5号にするべきか迷ってしまうかもしれません。

彼女の指のサイズを測る際は、7号だったとしても少し小さめ（大きめ）のほうがよいかどうかも確認しておくのがおすすめです。そうすれば、彼女によりぴったり合うサイズの婚約指輪を贈ることができるはずです。

婚約指輪のサイズの測り方

では、婚約指輪のサイズはどのように選べばよいのでしょうか。
基本的な条件として、指の一番太い部分を簡単に通り抜けてしまうサイズや、きつすぎて通らないサイズはNGです。また、多くの場合、指のサイズは根本よりも関節部分のほうが太い方が多いといわれます。そのため、必ず1番太い部分（第二関節など）で測る必要があります。

誤って、根本の指のサイズに合わせてしまうと、着脱に難が出てしまいます。

特に婚約指輪の場合は、センターストーンが回ってしまうと、デザインが損なわれてしまいます。この点にも少し注意をするとちょうどよいサイズが選べるでしょう。

後々のために婚約指輪のサイズ直しについて知っておこう

こっそり指輪のサイズを知る方法

それでは、「こっそりバレずに指輪のサイズを知る方法」をここからご紹介していきます。さまざまな方法があるので、状況に応じて最適なものを選んでください。

彼女の指輪を借りて測る

最初にご紹介するのは、一人で完結できて、手軽にサイズを知れる方法です。彼女と同棲している、もしくはよく家に遊びに行くような場合には「彼女の指輪をこっそり借りて測る方法」を試してみましょう。相手が普段から左手の薬指に指輪をしている場合などに有効な手段です。

こっそりと外出しているときなどを見計らい、糸を使ってその内周を測ることで、簡単にサイズの計測が可能です。手の左右、または指によっても太さが違うので、指輪を借りる場合には、必ず左手薬指の指輪かどうかを事前に確認しておきましょう。紙とペンなどを用意しておいてリングを置き、内周に合わせて円を描いたらその図から指輪のサイズを算出できます。

彼女が寝ている間にこっそり測る

寝ている彼女を起こさないよう気をつけながら、こっそり測るシンプルな方法です。最初に思いつく方法としても有名な方法かもしれません。

まず、紙や糸などを事前に用意しておきます。続いて、ぐっすり眠っている彼女の左手薬指の1番太い部分に紙、または糸を巻きつけ、交わる部分にペンで印をつけます。このとき、きつく巻きつけてしまうと指のサイズを正確に測ることができなくなってしまいます。そのため、強すぎない程度に紙、または糸を指に巻きつけるのがポイントです。最後に、紙や糸の先端から印をつけた部分の長さを測って指輪の内周から号数を算出します。

ただし、この方法は、彼女が寝ている「スキ」を狙うため焦りや緊張が伴う作戦です。そのため、サイズを正確に測れなかったり、最悪の場合には起きてしまったりする可能性があります。止むを得ない場合を除いて、あまりおすすめの方法とはいえません。

女友達に聞いてもらう

共通の友達がいる場合には、全面的に助けてもらう手もあります。女性同士なら、自然な流れで指輪のサイズについて聞き出すことが可能ですし、作戦次第では彼女の指輪現物を借りるということもできるかもしれません。共通の友人がいる場合にのみ有効ですが、比較的安全に正確な情報の入手ができるでしょう。相手の勘がいいとサプライズに支障が出る可能性がある点は気をつけておきましょう。友達の演技力や、対応力が肝になります。

話の流れで直接聞き出す

サプライズ感はかなり薄れてしまいますが、一緒に出かけた際に指輪売り場に立ち寄るなどし、さりげなく指のサイズを聞いてしまうのも一案です。大抵の場合、相手には察知されてしまいますが、正確にサイズを知ることが可能です。

サプライズであることにこだわりがあまりないという方には最適の方法といえるでしょう。

婚約指輪のサイズが違っていたときの対処法

ここまで気をつけていても、起こってしまうのがトラブルというもの。万が一、婚約指輪のサイズが違っていたときはどう対処すればよいのでしょうか。

一番適切なのは、彼女と一緒にお店へ出向き、その場でサイズ直しをするという方法です。デザインなどの都合でサイズ変更ができないものもありますが、婚約指輪を販売するジュエリーショップではアフターサービスとしてサイズ直しを承っているところがほとんどです。

保証期間内ならサイズ直しがタダになることも

婚約指輪のサイズ直しは、お金がかかってしまうことも考えられます。しかし、保証期間内であればサイズ直しがタダになるケースもあるので、どうしても心配な場合は、婚約指輪を購入する際に店員さんにきちんと確認しておきましょう。また、そのときの対応の良し悪しも判断材料のひとつとして有効かもしれません。

婚約指輪のサイズ直しはサイズダウンのほうがお手頃

婚約指輪のサイズ直しは、サイズダウンのほうがお手軽です。そのため、どうしてもリングのサイズがわからないまま婚約指輪を渡すことになる場合は、一旦、確実に通るであろう「ゆったりサイズ」の婚約指輪を購入しておきましょう。サイズが不安なので、後日持ってくる可能性があるかもしれない」という旨を伝えておけば、安心感が増すでしょう。

婚約指輪のサイズ選びは、サプライズのプロポーズとしては絶対に失敗したくない大事なポイントでもあります。しかし、どんなに気をつけていても万が一のミスは考えられるので、婚約指輪を購入するアフターサポートや補償について、しっかり調べておくことをおすすめします。

婚約指輪のサイズが合わない！あなたならどうする？

婚約指輪を選ぶ前に押さえておきたいサイズ直しの注意点

プロポーズの際に贈る婚約指輪のサイズが心配であれば、サイズ直しを考慮しなければなりません。しかし、サイズ直しにも注意点があるので婚約指輪を購入する前に押さえておきましょう。

素材によってサイズ直しが難しい場合がある

婚約指輪の素材によっては、サイズ直しが難しい場合があります。特にサイズ直しが難しいといわれている素材には、ピンクゴールドやジルコニウム、イリジウム、チタンが挙げられます。これらの素材は絶対にサイズ直しができないというわけではありませんが、ジュエリーショップによっては断られる可能性もあるので、その点は念頭に置いておくようにしましょう。

デザインによってサイズ直しが難しい場合がある

婚約指輪のデザインによっても、サイズ直しが難しい場合があります。たとえば、アームの全周に小粒のダイヤモンドがあしらわれたフルエタニティリングは、サイズ直しをすることによってダイヤモンドを追加したり省いたりしなければなりません。また、サイズ直しに伴い石座部分の再形成も必要です。これらの作業を行うには高度な技術が不可欠なため、ジュエリーショップによってはサイズ直しを断られる可能性があります。

そのため、サイズ直しを考慮するならデザインにも注意しなければなりません。

刻印が消えてしまう可能性がある

アームの内側に刻印を入れる場合は、サイズ直しに伴い刻印が消える可能性があります。もし刻印が消えてしまったら再度入れ直すこともできますが、文字数には注意しなければなりません。なぜなら、文字数いっぱいに刻印を入れた場合、サイズ直しで小さくすると文字が途切れてしまうからです。これ以上は刻印を施すことができなくなってしまうため、サイズ直しを考慮して文字数に余裕を持たせるようにしましょう。

別のギフトを渡して、あとで一緒に買いに行くのも一案

婚約指輪のサイズに不安がある場合は、プロポーズの本番では花束や手紙など別のギフトを渡し、後日婚約指輪を2人で買いに行くのも一案です。これなら違和感がなく、失敗もありません。

この方法だとサプライズ感はなくなってしまいますが、彼女のお気に入りのデザインも一緒に見つけることができるので、「彼女の喜ぶ顔を最優先に考えたい」という方におすすめです。

婚約指輪の探し方！サイズ選びのポイントとは

サイズだけじゃない！ダイヤの婚約指輪を選ぶときに知っておくべきポイントとは？

サプライズを成功させるならプロポーズパックがおすすめ！

いろいろと試行錯誤しても、彼女の指輪のサイズや好みのデザインがどうしてもわからない場合もあるでしょう。そのようなときは、ダイヤモンドと仮のプロポーズ専用リングもしくはダイヤモンド専用ボックスでプロポーズをし、後日彼女と一緒に婚約指輪を選ぶという方法もあります。この方法であれば、購入した婚約指輪のサイズが合わないという事態を100%防げます。

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彼女のサイズに合う婚約指輪を準備しよう

プロポーズのとき、婚約指輪のサイズが合わないという事態は避けたいもの。そのため、彼女の指のサイズを正しく計測することが大切です。もし、「彼女の指のサイズをこっそり調べたい」という場合は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。
ただし、この方法は正確性に欠けるので、確実に合うサイズの婚約指輪を贈りたいのであればプロポーズパックを活用するとよいでしょう。そうすれば、彼女のサイズと好みに合う婚約指輪を贈ることができます。

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