婚約指輪・結婚指輪に刻印は入れたほうがよいの？おすすめの刻印アイデアとは？

婚約の証・結婚の証として身に着ける婚約指輪・結婚指輪の内側には、お互いのイニシャルなどの刻印を入れるカップルが多いようです。
この記事では、刻印を入れたカップルの割合や刻印のアイデア、刻印を入れる際の注意点などをご紹介します。これから婚約指輪・結婚指輪の購入を検討している方は、ぜひご参考にしてください。

婚約指輪・結婚指輪に刻印は入れるべき？

婚約指輪は婚約の証、結婚指輪は結婚の証として身に着ける特別なジュエリーです。2人の思い出となる大切な品であるため、刻印を入れている方が多い傾向にあります。もちろん、「刻印を入れなければならない」という決まりはありませんが、刻印を入れることで思い入れが強くなり、より特別な指輪になるでしょう。2人だけの特別な思いを刻むためにも、刻印は入れるのがおすすめです。

婚約指輪・結婚指輪に何を刻む？おすすめの刻印アイデア

では、婚約指輪・結婚指輪に刻印を入れることになった場合、なにを刻んだらよいのでしょうか？
おすすめの刻印アイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2人の名前・イニシャル・結婚記念日

もっともオーソドックスな刻印は2人の名前・イニシャルや結婚記念日、もしくは2つを組み合わせたものです。婚約指輪はプロポーズをされた日を入れるのもよいでしょう。

たとえば、2020年の11月22日に入籍するカズヤさんとサオリさんのカップルなら次のような刻印になります。
（例）
・KAZUYA&SAORI
・K & S
・K to S
・NOV.22.2020
・2020.11.22　K&S

英語で愛のメッセージを入れる

お互いへのメッセージを入れたいけれど少し照れくさいという方は、英語のメッセージを入れるのがおすすめです。ストレートに愛を伝えられるメッセージには次のようなものがあります。
（例）
・Happy（幸せ）
・Sweet Heart （愛する人）
・Forever Love（永遠の愛）
・Happily ever after（いつまでも幸せに）
・I was born to love you（あなたを愛するために生まれてきた）

英語以外の外国語でメッセージを入れる

メッセージを入れるなら、英語以外の外国語を使うのも一案です。英語ならすぐに意味がわかってしまいますが、そのほかの外国語なら2人にしかわからないメッセージになるでしょう。

ラテン語

世界最古の言語といわれているラテン語なら、知的に愛を伝え合うことができます。
（例）
・Amor（愛）
・Te Amo（愛してる）
・Cor unum（心はひとつ）
・Vade mecum（共に進もう）
・Con Todo Me Amore（すべての愛を込めて）

フランス語

愛の国と呼ばれるフランスの言葉は、婚約指輪・結婚指輪の刻印メッセージに人気があります。フランス語でおしゃれに愛を刻みたい方は、次のような言葉がおすすめです。

（例）
・Je t’aime （愛している）
・Mon amour（私の愛する人）
・Pour Toujours（永遠）
・Deux en un （2人でひとつ）
・Avec toi Pour Jamais（永遠にあなたと一緒）

ハワイ語

ハワイは日本から行きやすいリゾート地で新婚旅行先としても人気があります。今ではほとんど使われなくなったハワイ語ですが、発音はローマ字読みに近いため日本人にも馴染みやすい言語です。

（例）
・Mahalo（感謝）
・Me Ke Aloha（愛を込めて）
・No na kau a kau（これからも永遠に）
・Ma’ane’i No Ke Aloha（今ここにある愛のために）
・E Hoomau Maua Kealoha（2人の愛は永遠に）

イタリア語

ストレートに愛情表現することが多いイタリアには、ストレートな愛の言葉がたくさんあります。

（例）
・Ti amo（愛してる）
・Amore（愛）
・Eternamente（永遠に）
・Il Vero Amore（真実の愛）
・Sono pazza di te（あなたに夢中！）

スペイン語

スペイン語はイタリア語に近いニュアンスですが、表記すると微妙に異なります。

（例）
・Te amo（愛しています）
・Amor（愛）
・Eternidad（永遠）
・Amor verdadero（真実の愛）
・Estoy loco por ti（あなたに夢中）

ドイツ語

ヨーロッパ圏のドイツは、ほかの国と同様に愛情表現が豊かな国ですが、誠実かつ真面目なイメージを持っている方が多いようです。

・Ich liebe dich （愛しています）
・Mit Liebe（愛をこめて）
・Du bist mein Schatz（あなたは私の宝物）
・Ewige Liebe（永遠の愛）
・Seien wir zusammen（一緒にいよう）

2人でひとつの刻印にする

婚約指輪は片方のみが身に着けるため難しいのですが、結婚指輪は2人で1ペアとして身に着けることが多いため、2語以上ある単語や長文を2人で分けるのもおすすめです。
たとえば、英語で「永遠の愛」を意味する「Forever Love」なら、片方に「Forever」もう片方に「Love」、ハワイ語で「2人の愛は永遠に」を意味する「E Hoomau Maua Kealoha」なら、片方に「E Hoomau」もう片方に「Maua Kealoha」を入れることで、離れている間もお互いの存在を感じることができるでしょう。
このほか、2つの指輪を重ねて1つのマークにするのもおすすめです。

文字以外にモチーフの刻印もおすすめ

お店によっては文字だけではなく、モチーフや手描きのイラストを入れられることもあるようです。ハートマークや星マークなどシンプルなモチーフなら、多くの店で入れることができます。先ほどご紹介したイニシャルや名前と組み合わせて「KAZUYA☆SAORI」のような刻印にしても可愛らしいですね。

ビジュピコ（BIJOUPIKO）では、さまざまな種類の英数字、漢字、かな、マークの刻印に対応しています。なかでも「TOMOE」の花刻シリーズでは四季折々の花、2人にちなんだ花言葉を刻印することも可能です。

TOMOEの刻印が気になる方は、ぜひこちらをご覧ください。

また、2024年1月に行ったビジュピコのインスタグラムアンケートによると、指輪の内側の刻印として入れたのは「名前（イニシャル含む）」が40％、「記念日」が45％、「メッセージ」が4％、「その他」が11％という結果になりました。このことから、多くのカップルがイニシャルと記念日を刻印として入れていることがわかります。

なお、結婚指輪のデザインによって異なる刻印の選び方については以下の記事でご紹介しています。併せてご確認ください。

結婚指輪の刻印は何を入れる？相性の良いデザインや文字に関する情報をご紹介

婚約指輪・結婚指輪に刻印する方法

婚約指輪・結婚指輪に刻印する方法は大きく分けて2種類あります。職人の手で1文字ずつ刻む方法と、レーザー機器で金属を加工する方法です。
刻印方法は店によって違い、手作業かレーザーかを選べる場合もあれば、どちらか一方しか扱っていない店もあります。
それぞれ仕上がりの雰囲気や得意なデザインが異なりますので、刻印の注文をする前に特徴を理解しておきましょう。

職人の手作業による刻印（手彫り・手打ち）

職人が一文字ずつ手作業で文字を彫っていく方法です。文字やモチーフのハンコのような道具を打ちつける方法もあります。
細い指輪の内側に手作業で文字を彫ることになるため、熟練の技術が求められます。また、手作業ならではの温かみを感じられるでしょう。

レーザー刻印

文字を紙に印刷するように、パソコンのデータから文字や絵などを金属に刻印する方法です。
刻印できる文字やモチーフは幅広く、家紋やキャラクターのシルエットなども選べます。スキャナーで取り込んだ手描きのイラストも再現できるので、オリジナルの刻印を施したい方におすすめです。
ただし、手作業に比べると彫りが浅いため、経年や摩擦によって「文字が薄くなった」と感じることもあるかもしれません。

婚約指輪・結婚指輪に刻印を入れる時の注意点

婚約指輪・結婚指輪に刻印を入れたいと考えている方は、次の注意点を確認しておきましょう。

婚約指輪・結婚指輪を購入したお店で刻印できない場合もある

ブライダルリングの専門店では婚約指輪・結婚指輪を購入した方へのサービスとして刻印ができることが多いです。しかし、なかには購入したお店で刻印できない場合もあります。刻印サービスがあったとしても、刻印できる文字の種類が限られているかもしれません。
刻印入りの婚約指輪・結婚指輪を購入したい方は、購入予定のお店で希望の刻印ができるかどうか事前に確認しておきましょう。
もし、購入店で刻印ができない場合は金属加工やジュエリー加工の専門店を探してみてください。

指輪のサイズやデザインによって刻印できる文字数に制限がある

指輪のサイズやデザインによっては文字数が限られる場合があります。サイズの小さな指輪や複雑なデザインの指輪、細身の指輪などは刻印できる範囲が限られますので、長文や繊細なモチーフは難しいかもしれません。そもそもすでにブランドマークや指輪の素材、ダイヤモンドのカラット数が刻印されていて、それ以上の文字を刻印できない指輪もあります。とくにサイズの小さな指輪は刻印を入れられる範囲が狭くなるので、購入予定の指輪に刻印が可能かどうか、もし可能であれば何文字までなのかを確かめておきましょう。。

刻印するメッセージのスペルや日付の間違いに注意する

刻印する内容を注文する前に、スペルや日付が合っているかどうかを確認してください。刻印した内容の修正は指輪の素材や厚みによってはできない場合もあります。
とくにフランス語やハワイ語など普段使い慣れていない言語のメッセージは、意味を勘違いしたり、スペルミスをしたりといった失敗が起こりやすいです。指輪を受け取ってからショックを受けないように、慎重に注文してくださいね。

納期や料金を確認しておく

婚約指輪・結婚指輪に刻印を入れる場合は、かかる日数や費用も確認しておきましょう。というのも、「イニシャルや記念日だけだからすぐに受け取れるだろうし、費用もかからないだろう」と思っていても、受け取りまでに数週間程度かかる上に、想像以上の費用がかかることもあるからです。長文やオリジナルモチーフなどを依頼する場合は、さらに時間と費用がかかる可能性があります。お店によって納期や費用は異なりますが、「必要な日に間に合わなかった……」「予想外の出費だった……」と後悔しないためにも、必ず納期と料金を確認しておきましょう。

サイズ直しをしても刻印が消えないようにする

長く身に着けていると、サイズ直しをすることもあるでしょう。サイズ直しでは指輪の一部を削ったり、切り取ったり、付け足したりすることがあります。その場合、刻印が指輪の全周に入っているとサイズ直しにより文字が途切れることも。将来サイズ直しをすることを考えて、刻印を入れるとよいでしょう。サイズ直しをしても刻印に支障がないように、ジュエリーショップのスタッフへ相談しながら刻印を決めるのも一案です。

婚約指輪・結婚指輪に入れる刻印の内容は2人で決めましょう

婚約指輪・結婚指輪は一生の思い出に残り、常に身に着けていることも多い特別なアクセサリーです。婚約指輪・結婚指輪を購入する際は刻印にもこだわるとよいでしょう。刻印する文字に悩んだ場合は、ぜひ今回ご紹介したメッセージを参考にしてください。

ビジュピコのインスタグラムのアンケートでは多くのカップルがイニシャルと記念日を彫ったと回答しています。「メッセージの刻印は恥ずかしい」という場合は、イニシャルと記念日のみにするのがおすすめです。2人で話し合って後悔のないように刻印を決めましょう。

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◆結婚指輪の刻印、入れる？入れない？~これから購入する人に聞いた！~